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「プールに行った次の日、髪がゴワゴワしてまとまらない…」「海水浴のあと、毛先がパサパサに広がってしまった…」

夏になると、静岡市鷹匠の美容院「五感鷹匠 髪の診療所」にも、こうしたご相談が一気に増えます。楽しい夏のレジャーのあとに鏡を見て、髪の手触りの変化にがっかりした経験、あなたにもありませんか?

実は、プールの塩素や海の塩分・紫外線は、髪にとって想像以上に過酷な環境です。しかも、ダメージを受けた直後の対処が遅れるほど、パサつき・ゴワつき・カラーの退色は進んでしまいます。

この記事では、プール・海が髪に与えるダメージの正体と、直後にやるべき緊急ケア、自宅での集中ケア、そして美容院でできる本格的な修復メニューまで、髪のプロが徹底解説します。この夏、思いきり遊びながらもキレイな髪をキープしたい方は、ぜひ最後までお読みください。

プール・海が髪に与えるダメージの正体

まずは「なぜプールや海で髪が傷むのか」を知ることが、正しいケアへの第一歩です。原因がわかれば、対策はぐっと立てやすくなります。

塩素による髪のダメージ

プールの水には、衛生管理のために塩素系の消毒剤が使われています。この塩素には強い酸化作用があり、髪の表面を守るキューティクルのタンパク質や、キューティクル同士をつなぎとめる脂質を変性させてしまいます。

キューティクルが傷つくと、髪の内部の水分やタンパク質が流出しやすくなり、パサつき・ゴワつき・引っかかりの原因に。さらに、カラーリングをしている髪では、塩素が染料を分解してしまうため、色落ちや黄ばみが一気に進むこともあります。ブリーチ毛や白髪染めをしている方が「プールのあと急に色が抜けた」と感じるのは、まさにこの塩素の仕業です。

また、濡れた髪はキューティクルが開いた無防備な状態。プールの中では長時間髪が濡れたままになるため、塩素の影響を受けやすいのです。

紫外線・塩分・砂によるダメージ

海では、塩素の代わりに「海水の塩分」「強い紫外線」「砂」という三重のダメージが髪を襲います。

海水の塩分濃度は約3.5%。髪に海水がついたまま乾くと、浸透圧の関係で髪内部の水分が奪われ、いわゆる「塩漬け」状態になります。ベタつくのに乾燥している、あの独特のゴワゴワ感はこれが原因です。

さらに真夏の紫外線は、肌だけでなく髪にも容赦なく降り注ぎます。紫外線は髪のタンパク質(ケラチン)の結合を切断し、キューティクルを剥がれやすくします。海水で濡れた髪は紫外線ダメージを受けやすく、「濡れる×紫外線」の組み合わせは髪にとって最悪のコンディションといえます。

加えて、砂浜の細かい砂が髪に入り込むと、髪同士がこすれた際にキューティクルを物理的に削ってしまうことも。海のあとの髪がきしむのは、化学的・物理的ダメージが同時に起きているからなのです。

プール後・海水浴後すぐにやること(緊急ケア3ステップ)

ダメージを最小限に抑えるカギは、「その場での初動」です。帰宅してからではなく、できればプールサイド・ビーチにいる間に始めましょう。

ステップ1:真水でしっかりすすぐ

プールや海から上がったら、できるだけ早くシャワーの真水で髪全体をすすぎましょう。目安は1〜2分。髪に残った塩素や塩分を洗い流すだけで、その後のダメージ進行が大きく変わります。施設のシャワーがない場合は、ペットボトルの水で流すだけでも効果的です。

ステップ2:やさしくタオルドライして、洗い流さないトリートメントを

すすいだあとは、タオルで髪を包み込むように水分を取ります。ゴシゴシこするのはキューティクルを傷めるのでNG。その後、洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)をつけて、開いたキューティクルを保護しましょう。ミルクタイプやオイルタイプを小さなボトルに入れて持ち歩くのがおすすめです。

ステップ3:自然乾燥せず、早めに乾かす

「夏だからすぐ乾くし…」と自然乾燥に任せるのは避けましょう。濡れたままの髪は摩擦や紫外線に弱く、ダメージが進みます。帰宅したらできるだけ早くシャンプーで丁寧に洗い、ドライヤーで根元から乾かしてください。この日ばかりは、いつもより保湿力の高いトリートメントを使うのが理想です。

なお、この3ステップはお子さまの髪にも同じように有効です。夏休みのプール授業やスイミングスクールに通うお子さまは、大人よりも高い頻度で塩素に触れることになります。小さな習慣の積み重ねが、秋以降の髪のコンディションを大きく左右しますので、ぜひご家族で実践してみてください。

自宅でできる週1集中ヘアケアルーティン

緊急ケアで応急処置をしたら、次は「受けたダメージを補修する」段階です。夏の間は、日々のケアに加えて週1回の「集中ケアデー」をつくるのがおすすめです。所要時間は普段のバスタイム+15分程度。特別な道具はいりません。

まず、シャンプー前にブラッシングをして砂やホコリ、絡まりをオフ。シャンプーはアミノ酸系などの洗浄力がマイルドなものを選び、頭皮を中心に洗います。夏は皮脂や日焼け止めの付着で頭皮も汚れがち。頭皮環境の悪化は、これから生えてくる髪の質にも影響します。

シャンプー後は、集中補修タイプのヘアマスクを毛先中心にたっぷりと。目の粗いコームで全体になじませたら、蒸しタオルやシャワーキャップをかぶって5〜10分置くと、浸透力が高まります。すすいだあとは、アウトバストリートメントをつけてからドライヤーで乾かし、キューティクルを引き締めましょう。

ヘアマスクを選ぶときは、「加水分解ケラチン」「セラミド」「ヒアルロン酸」などの補修・保湿成分が配合されたものを目安にすると失敗が少なくなります。逆に、ダメージが強い時期に高温のヘアアイロンを毎日使うのは避けたいところ。使う場合は150〜160度程度に温度を下げ、必ずヒートプロテクト効果のあるスタイリング剤を併用しましょう。

また、外出時は「髪の日焼け止め」も忘れずに。UVカットスプレーや帽子、日傘を活用するだけで、紫外線ダメージはかなり軽減できます。海やプールでは、髪をまとめておく・スイムキャップを使うのも立派なヘアケアです。ロングヘアの方は、三つ編みやお団子にして海水や砂に触れる面積を減らすだけでも、ダメージの入り方が目に見えて変わりますよ。

美容院でできる夏ダメージ修復メニュー

「セルフケアだけでは追いつかない」「すでにゴワつき・パサつきがひどい」という場合は、美容院での集中ケアが近道です。

静岡市鷹匠の「五感鷹匠 髪の診療所」では、髪を”診療”するように一人ひとりのダメージ状態をカウンセリングで見極め、最適なメニューをご提案しています。同じ「夏のダメージ」でも、塩素による表面のダメージが中心なのか、紫外線によるタンパク質の変性が進んでいるのか、もともとのカラー・パーマ履歴と重なって深刻化しているのかによって、必要なアプローチは異なるからです。

夏のダメージ修復に特におすすめなのが「髪質改善トリートメント」です。塩素や紫外線で失われたタンパク質・脂質・水分を髪の内部に補給し、キューティクルを整えることで、手触りとツヤを取り戻します。サロントリートメントは、ホームケアでは届かない髪の深部まで補修成分を届けられるのが大きな違いです。

また、ダメージが進んで枝毛・切れ毛になってしまった部分は、残念ながら元に戻すことはできません。傷んだ毛先を少し整えるだけでも、まとまりと見た目のキレイさは大きく変わりますので、カットとトリートメントの組み合わせもおすすめです。あわせて、ご自宅で使うシャンプーやトリートメントの選び方も、髪質に合わせてアドバイスいたします。

そのほかの夏のヘアケア情報は、当店のブログ一覧でも多数ご紹介しています。

縮毛矯正した髪は特に注意!プール・海での注意点

縮毛矯正やストレートパーマをかけている髪は、薬剤と熱の処理を経ているぶん、健康な髪よりもデリケートな状態です。塩素や塩分のダメージを受けると、パサつきが強く出たり、まれにクセが戻ったように感じたりすることもあります。

縮毛矯正をされている方は、次のポイントを意識してください。まず、矯正をかけた直後(1〜2週間以内)のプール・海はできるだけ避けること。髪の内部が安定していない時期に塩素や塩分にさらすのはリスクが高いためです。次に、入水前に髪を真水で濡らし、洗い流さないトリートメントをつけておくこと。あらかじめ髪に水分と保護膜を与えておくと、塩素や海水の浸透をやわらげられます。そして、上がったあとの真水すすぎと保湿ケアは、通常の髪以上に丁寧に行いましょう。

「縮毛矯正している髪でプールに入っても大丈夫?」といったご質問は、施術時にお気軽にご相談ください。髪の状態に合わせて、具体的な対策をお伝えします。夏の髪のお悩み解決のヒントはブログの過去記事でも発信中です。

まとめ:正しいケアで、夏を楽しみながらキレイな髪を

最後に、この記事のポイントを振り返りましょう。プールでは塩素がキューティクルと内部のタンパク質を酸化させ、海では塩分・紫外線・砂の三重ダメージが髪を乾燥させます。だからこそ、上がった直後の「真水すすぎ→アウトバストリートメント→早めの乾燥」という3ステップが何より大切。そして週1回の集中ケアで受けたダメージを補修し、UV対策で新たなダメージを予防する。この流れを夏の習慣にできれば、秋に「髪がボロボロ…」と後悔することはぐっと減るはずです。

プールの塩素、海の塩分、真夏の紫外線。夏のレジャーには髪のダメージ要因がたくさん潜んでいますが、正しい知識とちょっとした習慣で、髪はしっかり守れます。

それでもパサつきやゴワつきが気になるときは、どうぞ我慢せずプロを頼ってください。静岡市鷹匠の美容院「五感鷹匠 髪の診療所」では、髪の状態を丁寧に診断し、髪質改善トリートメントをはじめとした最適なケアで、夏ダメージを受けた髪を健やかな状態へ導きます。

静岡で夏の髪ダメージにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。ご予約・お問い合わせを心よりお待ちしております。

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