既矯部の処理ってどうしてます?
年末、縮毛矯正が増える時期ですが、縮毛矯正を掛けている人に共通するのが毛先の処理です。
縮毛矯正ユーザーの場合、主にリタッチをすることが多いのですが、すでに縮毛矯正を掛けている既矯部はどの様になさっていますか?
トリートメントでしょうか?
それもありですね!
私も、他店での矯正歴のある人は、基本的にトリートメント一択です。
しかし、毛先に薬を塗布していなくても、シャンプー台で流す際には、必ず薬剤が毛先にも付着してしまいます。
付着する以上、必ず反応していますので、毛先の処理も結構大事になります。
ダメージが強い場合は、トリートメントを選択しますが、中には癖が戻ってしまっている人も存在します。
今回は、癖が戻ってしまった場合の対処法をご紹介します。
今回のお客様は、約1年ぶりの縮毛矯正でした。
前回は他店での施術のため、使用した薬剤などは不明で不安点もありますが、しばらく復元ケアを継続して頂き、髪質はかなり向上しています。
毛先の既矯部のうねりの戻りも気になるため、今回は毛先も合わせてリカバリー矯正をやっていきます。
こう見ると、毛先も結構癖戻っている感じしますが、ウェットにすると、やはり新生部と既矯部とでは、毛髪強度に少し不安があったので、新生部は縮毛矯正、毛先はリカバリー矯正を行います。
全体をウェットにし、髪質がしっかりされているため、今回は矯正部の薬剤は1つにします。
矯正剤を新生部に塗布し、15分時間をおきます。
重ねてリカバリー矯正剤を既矯部に塗布して15分。
新生部30分、既矯部15分の放置時間で挑みます。
今回のリカバリー矯正の箇所は毛髪強度の低下を防ぐため、樹脂を混ぜ、流し後の中間処理もしっかり行います。
シャンプー台から席に移動し、オイルを塗布して乾かします。
ここも水分量は7~8割を意識し、アイロンまでに時間のかかる顔まわりは少し水分多めに残しておきます。
全体に満遍なく熱を加えますが、新生部と既矯部とでは熱の入れ方が少し変わります。
感覚なので説明が難しいですが、その都度コントロールしています。
仕上がりはこちら。
毛先までもっちりすべすべ!
新生部と既矯部の質感には全くの差はありません。
毛先にハリも出て強度的にも向上しました。
縮毛矯正をしていて毛先の質感にご不満がある方はご相談ください。
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