剛毛の縮毛矯正。
意外と難しい剛毛の縮毛矯正。
髪がしっかりしている分、ビビり毛のリスクは低いので、別に問題なさそうに感じますが、意外にも逆に強癖の場合は癖が伸びないなんて問題が出てきます。
剛毛多毛強癖は意外にも難しいです。
今回のお客様は剛毛多毛でも癖自体はそこまで強くないので問題ありませんが、既矯部を見ると、高アルカリ矯正の影響かゴワッと硬い印象がします。
今回はリタッチの縮毛矯正で、毛先はトリートメントで行っていきます。
縛り癖がありますが、根本を見るとあまり癖は見て取れません。
しかし、このタイプの癖は、流し終えた後、不思議なことに大きくうねって癖が出てきます。
癖が大きく出てしまうと、アイロンが手間になってくるので、今回は薬剤を流し終えたのちの乾かし方も気をつけます。
一度ウェットにした状態からスタートします。
今回はリタッチ部分もそこまで幅がないので、1カップでやっていきます。
全体に薬剤を塗布して時間を置きます。
頃合いを見て、毛先にもトリートメント剤を塗布し、規定時間まで置きます。
規定時間まで達たら、シャンプー台にて洗い流していきます。
今回も多毛なので、しっかりお湯で洗い流した後、シャンプーを全体的に揉み込んでいきます。
その後、必要な処理を行い、席に戻って乾かしていきます。
ここら辺までは大体一緒の工程ですが、今回は乾かす際に少しテンションをかけて根本の癖を伸ばしていきます。
冒頭に書いたように、この手の癖は薬剤オフ後の癖が強く出やすいです。
少しでもアイロンワークの負担を軽減させるため、少し意識して伸ばしていきます。
全体にドライが終わったら、しっかりと熱を入れていきます。
この際は、一回の毛束は薄くし、じっくり熱を入れます。
ここを大雑把にやってしまうと、熱の伝わり具合に差が出てしまうので丁寧に行います。
全体に熱を入れ終えたら、粗熱をとって酸化処理を行います。
今回は毛先の乾燥が目立ったので、酸化処理後の後処理では、保湿メインにトリートメント工程を組んでいます。
処理後、席に戻って乾かして仕上げていきます。
硬い剛毛ももっちりツルッと仕上がりました。
薬剤の選定やアイロンの入れ方一つで、その仕上がりは180度変わります。
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