
ヘアケアの正しい認識。【足りないものを補う】
ヘアケアという概念が普及し、様々な商品や様々な技術が世に出回る様になりました。
本当に様々なものがございますが、ぶっちゃけ何をやったらいいのかわからない人多いと思います。
色々ありすぎて、自分には何があっていて、どれが必要なのか。
これはサロンで施術をする時も同じことが言えます。
必要な髪に行う分には、もちろん問題はありませんが、必要ない髪質に対して行っても効果が薄いばかりか、逆効果になってしまうケースも少なくありません。
ヘアケア=やれば髪に良い。は、厳密に言えば間違っているのかもしれません。
今回は、縮毛矯正を事例に出して行っていきますが、普段のヘアケアにも通ずることがあると思います。
今回のお客様は久しぶりの縮毛矯正をやるお客様です。

なかなかにうねうねしています。
髪質的には、一見しっかりしてそうですが、そこまで太さはありません。
濡らしてみると、アンダートーンも明るいので、そこまで薬剤のパワーはなくても大丈夫そうです。
今回は、鎖骨下とそれ以外で薬剤を2つに分けて進めていきます。
今回は前処理は使いません。このブログだと珍しいかもしれませんが、今回は薬剤の反応を見つつカバーしていきます。
薬剤を塗り分けつつ塗布していき、時折状態を確認します。
薬剤の反応を見つつ、15分で顔まわり、20分で毛先にスロー剤を塗布し、25分で洗い流していきます。
今回、薬剤を洗い流していくのですが、いつもだと、必要な処理と省いてしまうのですが、普段どんなことをやっているのかをここで説明します。
薬剤をしっかり洗い流したのち、今回は毛髪の劣化を防ぐために樹脂を用います。
今回の薬剤はアルカリ領域なので、髪は髪は膨潤している状態で不安定です。
ケミカルに晒された髪は必然的に親水化するので、それによる強度低下を防ぐために疏水化させます。
トリートメントなどの処理剤には極性があり、磁石のN極とS極の様な相性があります。
これらをうまく使いこなすと、トリートメント効率が上がっていきます。
今回、仮にA ,B,Cのそれぞれの薬剤を用いて化学反応を起こさせてトリートメント効果を底上げしていきます。
樹脂の他にも、髪に必要となる油分や高濃度のケラチン基のタンパク質処理剤を使っていきます。
重ねていく事で、髪全体が引き締まっていくのが分かります。
~次回へ~
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