
縮毛矯正の種類を徹底解説|酸性・弱酸性・アルカリ性の違いと髪質別の選び方
「縮毛矯正をかけたいけれど、種類がたくさんあってどれを選べばいいかわからない」——そんな声をよく耳にします。縮毛矯正は一度施術すると長期間影響が残るため、自分の髪質や目的に合った種類を選ぶことが非常に重要です。
この記事では、縮毛矯正の主な種類(アルカリ性・弱酸性・酸性)の違いを詳しく解説し、それぞれのメリット・デメリット、そしてあなたの髪質に合った選び方をご紹介します。
縮毛矯正とは?
縮毛矯正とは、薬剤の力と熱(アイロン)を使って、くせ毛をストレートに整える施術のことです。パーマとは異なり、「半永久的に」効果が持続するのが特徴です。
施術の流れは大きく以下の3ステップです。
- 1剤(還元剤)の塗布:髪の内部のシスチン結合を切断し、柔らかくする
- アイロン処理:柔らかくなった髪をストレートに整える
- 2剤(酸化剤)の塗布:切断した結合を再結合させ、ストレートの形を固定する
この工程は共通していますが、使用する薬剤のpH(酸性・アルカリ性の度合い)によって、仕上がりや髪へのダメージが大きく変わります。
縮毛矯正の主な種類
1. アルカリ性縮毛矯正(従来型)
最も歴史が長く、多くのサロンで施術されてきた縮毛矯正です。薬剤のpHが8〜9程度のアルカリ性で、パワーが強いため、硬いくせ毛や強いうねりにも対応できます。
メリット:薬剤のパワーが強く強いくせ毛にも効果が出やすい。施術コストが比較的低い。
デメリット:髪へのダメージが大きい。仕上がりが硬くなりやすい。ハイダメージ毛・ブリーチ毛には不向き。
向いている髪質:太く硬い髪、強いくせ毛、健康毛
2. 弱酸性縮毛矯正
pH5〜6程度の弱酸性の薬剤を使用する縮毛矯正です。髪の等電点(pH4.5〜5.5)に近いpHで施術するため、キューティクルへの負担が少なく、柔らかい仕上がりになります。
メリット:ダメージが少なくツヤと柔らかさが出る。自然なストレートに仕上がる。繰り返し施術してもダメージが蓄積しにくい。
デメリット:アルカリ性に比べてパワーがやや弱い。扱える美容師のスキルに差が出やすい。
向いている髪質:細い髪、猫っ毛、カラーダメージがある髪、自然なストレートを求める方
3. 酸性縮毛矯正
pH4〜5程度の酸性域の薬剤を使用する最新世代の縮毛矯正です。ハイダメージ毛でも施術可能なケースがあります。
メリット:ブリーチ毛・ハイダメージ毛にも対応できる(条件による)。仕上がりが非常に自然でしなやか。髪への負担が最小限。
デメリット:施術できる美容師・サロンが限られる。薬剤・技術コストが高い。
向いている髪質:ブリーチ毛、ハイダメージ毛、細くデリケートな髪
酸性・弱酸性・アルカリ性の違いを比較
3種類を簡単に整理すると、アルカリ性縮毛矯正はpH8〜9でダメージが大きいがくせ毛への効果が最も強く、健康毛・強いくせ毛向け。弱酸性縮毛矯正はpH5〜6でダメージ少なく自然な仕上がり、カラー毛・細い髪向け。酸性縮毛矯正はpH4〜5でダメージ最小・柔らかくしなやかな仕上がり、ブリーチ毛・超ハイダメージ向けです。
自分に合う縮毛矯正の選び方
髪のダメージ状態で選ぶ
縮毛矯正選びでもっとも重要なのは、現在の髪のダメージ状態です。健康毛・ほぼノーダメージの方はアルカリ性または弱酸性どちらでも対応可能です。カラーを繰り返している方には弱酸性縮毛矯正がおすすめです。ブリーチ歴あり・ハイダメージの方は酸性縮毛矯正が適しています(施術可能か要相談)。
くせ毛の強さで選ぶ
強いくせ毛(捻転毛・波状毛が強い)の方はアルカリ性または弱酸性縮毛矯正が有効です。中程度のくせ(うねり・広がり)には弱酸性縮毛矯正で自然な仕上がりが得られます。軽いくせ・ふんわりとしたうねりには酸性縮毛矯正や髪質改善トリートメントも選択肢に入ります。
縮毛矯正の施術当日の流れ
カウンセリング(10〜15分)で髪の状態・履歴・希望を美容師に伝えた後、シャンプーで地肌の皮脂を落とします。次に1剤塗布・放置(20〜30分)で薬剤を浸透させ、中間水洗後にブロー・アイロン処理(30〜60分)でストレートに整えます。最後に2剤塗布・洗い流し(15〜20分)で形を固定し、仕上げ・スタイリングを行います。全体の施術時間は髪の長さや状態によって3〜5時間ほどかかることが多いです。
縮毛矯正に関するよくある質問
縮毛矯正はどのくらい持ちますか?
一度かけた部分は半永久的にストレートが維持されます。新しく伸びてきた根元はくせが出るため、半年〜1年を目安にリタッチ施術を行うのが一般的です。
縮毛矯正とカラーは同日にできますか?
技術的には可能ですが、髪への負担が大きいため、基本的には別日での施術を推奨しています。担当美容師と相談の上、髪の状態に応じて判断します。
縮毛矯正後、いつからシャンプーできますか?
施術当日はシャンプーを避け、翌日以降から行うのが一般的です。施術後48時間は結合が安定していないため、その間はできるだけ髪を濡らさず、耳にかけたり結んだりも避けるのが理想的です。
縮毛矯正は傷む?ダメージが心配です
縮毛矯正は薬剤と熱を使うため、ゼロダメージとはいきません。ただし、弱酸性や酸性の縮毛矯正は従来型より大幅にダメージが少なく、施術後の髪のコンディションも良好です。サロン選びと施術後のホームケアが重要です。
捻転毛(ねじれたくせ毛)でも縮毛矯正できますか?
はい、施術可能です。ただし捻転毛は難易度が高い施術のひとつです。詳しくは捻転毛と縮毛矯正について解説した記事もご参照ください。
まとめ
縮毛矯正の種類は大きく「アルカリ性・弱酸性・酸性」の3種類があり、それぞれ得意な髪質・ダメージ耐性・仕上がりが異なります。自分の髪質とダメージ状態、なりたい仕上がりをもとに選ぶことが失敗しない縮毛矯正の第一歩です。
五感鷹匠では、丁寧なカウンセリングのもと、最適な縮毛矯正をご提案しています。静岡市鷹匠エリアで縮毛矯正・髪質改善をお考えの方はお気軽にご相談ください。
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