
髪質改善トリートメントはどのくらい持つ?頻度の目安とタイプ別の違いを毛髪診断士が解説
結論:持ちは2〜3か月。ただし「何をした施術か」で大きく変わります
髪質改善トリートメントの持ちは、一般的に2〜3か月、通う頻度は2〜3か月に1回が目安です。ただしこの数字は、受けた施術の中身によって大きく変わります。同じ「髪質改善」という名前でも、表面をコーティングするタイプは3〜4週間、髪の内部を補修するタイプは2〜3か月と、2倍以上の差が出ます。
「髪質改善」は法律で定義された言葉ではなく、お店ごとに中身が違います。だから「どのくらい持ちますか」という質問に、業界として統一された答えがありません。この記事では、タイプ別の持ちと、ご自身が受けた施術がどれだったかの見分け方をお伝えします。
タイプ別の持ちと頻度
① コーティング型(3〜4週間)
髪の表面に皮膜を作ってツヤと手触りを出すタイプです。施術直後の変化がいちばん大きく、そこから下がっていきます。シャンプーのたびに少しずつ落ちるため、3〜4週間で元に戻った感覚になります。価格は比較的手頃です。
② 酸熱タイプ(1〜2か月)
酸性の薬剤と熱で髪の形を整えるタイプです。繰り返すほど効果が出るとされる一方、間隔を詰めすぎると皮膜が蓄積して硬くなることがあります。「回数を重ねるほどゴワついてきた」と感じたら、一度間隔を空けるか、施術の種類を見直す合図です。
③ 内部補修型(2〜3か月)
流出したタンパク質や脂質を髪の内側に入れ、キューティクルを整えるタイプです。直後の劇的な変化は②より控えめですが、下がり方がゆるやかです。当店の毛髪復元カラーコースや毛先ケアコースはこの考え方で組み立てています。
自分が受けた施術がどれだったか、見分ける方法
伝票に書いていないことも多いので、髪の変化の仕方から逆算できます。
・直後がいちばん良くて、あとは下がる一方 → コーティング型の可能性が高い
・回数を重ねるほど硬く、ごわついてきた → 酸熱の蓄積が疑われます(髪が水を弾くようになっていませんか)
・直後は地味だが、1か月後も手触りが保たれている → 内部補修型
もうひとつ簡単な方法があります。施術から3週間後に、濡らした髪の指通りを確かめてください。濡れたときにギシギシするなら表面だけの処理、濡れても滑らかなら内部に入っています。
頻度を決めるときに、本当に見るべきもの
「2か月に1回」と決めてしまうより、髪の状態で判断するほうが合理的です。目安は次の3つです。
①乾かす時間が延びてきたら。髪が水分を抱え込みやすくなっているサインで、内部の補修が切れてきた合図です。
②朝のまとまりに時間がかかるようになったら。手触りより先に、スタイリングのしやすさに出ます。
③毛先の絡まりが戻ってきたら。これが出たら、次の施術まで待たずにホームケアを足してください。
逆に、短い間隔で通い続けることが常に良いとは限りません。特に酸熱タイプは、間隔を詰めると皮膜が蓄積します。「毎月通っているのに良くならない」場合、頻度ではなく施術の種類が合っていない可能性があります。
縮毛矯正とどう違うのか
よく一緒に検討されるので、違いを一行で書きます。縮毛矯正は髪の結合を切って形を作り直す施術、髪質改善は結合を切らずに状態を整える施術です。したがってくせそのものを伸ばしたいなら縮毛矯正、くせは残ってもいいから扱いやすくしたいなら髪質改善が方向として合っています。持ちも性質が違い、縮毛矯正はかけた部分は伸びたまま(半永久的)で、新しく生えた根元だけが戻ります。詳しくは縮毛矯正と髪質改善の違いで解説しています。
持ちを伸ばすためにできること
施術そのものより、自宅での3つの習慣のほうが差が出ます。
・洗浄力の強いシャンプーを避ける。入れたものを洗い流してしまいます
・お風呂上がりは5分以内に乾かす。濡れている時間が長いほど内部の成分が流れ出ます
・アイロンは160℃以下。高温は入れた補修成分ごと変性させます
正直にお伝えすると、サロンでできるのは状態を整えるところまでで、維持はご自宅の習慣が7割だと考えています。
静岡で髪質改善を検討されている方へ
当店(五感鷹匠 髪の診療所 本店・静岡市葵区鷹匠)では、毛髪診断士がマイクロスコープで髪と頭皮を確認してから施術を組み立てます。「どのタイプが合うか」から相談できます。いま受けている施術の持ちに疑問がある方は、その状態を見せていただくところから始めてください。メニューは悩みから選べる一覧、迷う場合はおまかせ処方コースをご覧ください。
よくあるご質問
Q. 髪質改善トリートメントはどのくらい持ちますか。
A. 一般的には2〜3か月ですが、施術の種類で変わります。表面をコーティングするタイプは3〜4週間、酸熱タイプは1〜2か月、髪の内部を補修するタイプは2〜3か月が目安です。「髪質改善」はお店ごとに中身が違うため、業界で統一された数字はありません。
Q. 髪質改善トリートメントはどのくらいの頻度で通えばいいですか。
A. 2〜3か月に1回が目安ですが、期間で決めるより髪の状態で判断するほうが合理的です。乾かす時間が延びてきた、朝のまとまりに時間がかかるようになった、毛先の絡まりが戻ってきた。このいずれかが出たら次のタイミングです。
Q. 毎月通えば早く良くなりますか。
A. 必ずしもそうではありません。特に酸熱タイプは間隔を詰めると皮膜が蓄積し、かえって硬くごわつくことがあります。「毎月通っているのに良くならない」場合は、頻度ではなく施術の種類が合っていない可能性を疑ってください。
Q. 自分が受けた施術がどのタイプか分かりません。
A. 髪の変化の仕方から逆算できます。直後がいちばん良くて下がる一方ならコーティング型、回数を重ねて硬くなってきたなら酸熱の蓄積、直後は地味でも1か月後に手触りが保たれていれば内部補修型です。施術から3週間後に濡れた髪の指通りを確かめる方法も有効です。
Q. 縮毛矯正と髪質改善は、持ちがどう違いますか。
A. 縮毛矯正はかけた部分の形が半永久的に保たれ、新しく生えた根元だけが戻ります。髪質改善は結合を切らないため、2〜3か月で徐々に元の状態へ近づきます。くせそのものを伸ばしたいなら縮毛矯正、扱いやすさを上げたいなら髪質改善です。
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