私は定期的に縮毛矯正のモデルを営業後に行っています。

理由は、単純にスキルアップが目的ですが、もう一つ理由があります。

それは、通常営業の際にご来店くださるお客様よりも、高難易度やイレギュラーな問題を抱えているお客様が多いからです。

これ不思議です。

実際の営業よりも、練習であるモデルの方が頭を悩ませます（笑）

今回は、よくあるケースの中でも、問題が深刻なケースです。

皆さんならどうしますか？

今回のモデル様は、縮毛矯正でのご来店。

ほーう（笑）

なんだか大変そうです。

まず、ご覧の通り、毛先はブリーチです。

話を聞くと、1度のみのブリーチの様ですが、その割にはくっきりとクリップの跡がしっかり残っています。

まずはしっかりとカウンセリングを行います。

予想通り、ブリーチ歴があるとのことで、さらに詳しく話を聞くことにします。

お話を伺うと、ブリーチをする際に、担当の美容師さんに、定期的に縮毛矯正を行っているが、ブリーチをしても縮毛矯正はできるのか？と、担当に確認を取ったらしいです。

その際に、できるとの返答をもらって、それならば。ということでブリーチをしたそうです。

しかし、想定以上にダメージをしてしまったそうです。

それでも問題なく縮毛矯正ができると言われたそうですが、流石に怖すぎるため、別のサロンで縮毛矯正を行ったそうです。

その際に、ダメージがキツいので弱い薬剤を使うと言ってくれたそうなのですが、そのためか、あまり癖自体は改善されなかったそうです。

来店時はアイロンをしている状態だったそうですが、アイロンしているということは、髪は完全に乾いている状態でクリップで止めていると思われますが、それでもクリップ痕がくっきりと残っているのを見るに。

髪はすでに限界を迎えていることが想定されます。

縮毛矯正時、乾かした段階で髪は伸びていたのか？仕上げのアイロン後にストレートになっていたのか？を確認すると、ドライ時は広がっていたとのこと。

つまり、伸びていません。

アイロンした状態でしか見ていませんが、おそらくあまりいい状態ではないでしょう。

ブリーチ外の癖を見ると、髪質的にはしっかりしていて、癖も強めです。

皆さんはこんな時、そうしますか？

次回は、今回のモデル様の続きを行っていきます。