
髪の大部分はタンパク質。
髪のダメージの話をします。
例えば、カラーやパーマなどをしたら、髪はダメージを受けるって言うのは、なんとなくわかるかと思います。
髪のダメージは、まず毛髪表面のキューティクルから損傷から始まります。
損傷を受けたキューティクルから、毛髪内部が流出することで、髪のダメージは進行して行きます。
毛髪内部からの流出が進むにつれて、毛髪は形状を維持することが困難になり、切れ毛や枝毛になってしまいます。
ダメージ初期、毛髪内部からは髪の保湿力を担う油分の流出により、毛先を中心にパサついてきます。
最も一般的な髪のダメージですね。
多くの女性が、このパサつき+αで悩みを持っている印象です。
そして、さらにダメージが進行すると、油分以上にタンパク質の流出が目立つ様になります。
タンパク質が毛髪内部からなくなると、例えばカラーの場合、カラーの染料が定着する場所を失ってしまいます。
その結果、染めた後の褪色が目立つ様になり、カラーを頻繁に染めなければならなくなります。
身に覚えのある方もいらっしゃると思います。
パーマに置き換えれば、パーマが垂れやすくなってしまったりします。
この様にダメージが進むにつれて、髪内部からタンパク質由来の成分がより多く失われてしまいます。
また同時に毛髪はダメージの進行と共に親水性に偏ってきます。
親水性に偏った髪は、そもそもトリートメントの定着率が悪く、その効果の持続性も悪化しています。
ブリーチなど、大きな負担を髪に強いる施術を受けた人や、ビビり毛などのハイダメージを経験した人ならわかると思いますが、美容院から帰っても、綺麗を維持できる期間って短いと思います。
それが親水性や疎水性といった性質、髪のダメージの性質でもあります。
昨今では、ダメージの強い髪の人が増えた事や、美容院での施術が複雑になったこともあり、さまざまなメーカー様から、たくさんのトリートメントが発表されています。
その中には、ハイダメージ向けの高い補修力を発揮するものもあり、熱反応型など、特殊なものも増えてきました。

画像の様に特殊ケラチンを用いた髪質改善では、熱処理することにより髪に強固に定着することで板のような感じになります。


それでも、一度ブラシを通せばサラッサラになり、質感もしっかりとしたものになります。
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