
髪が折れるのはなぜ?途中でポキッと折れる4つの原因と根折れの対処法を毛髪診断士が解説
「シャンプーのとき、髪が途中でポキッと折れて落ちてくる」「根元近くで折れ曲がったような短い毛がある」。実はこのご相談、切れ毛とは原因がまったく違います。この記事では、髪が折れる4つの原因と見分け方、折れてしまった髪への現実的な対処法を、毛髪診断士が解説します。
まず結論:髪が「折れる」のと「切れる」のは別物です
切れ毛は、髪表面のキューティクルが摩耗し、内部のタンパク質が流出してプツプツと千切れる状態。一方「折れ毛」は、髪の内部構造が局所的に潰れて、そこを支点に曲がったまま戻らなくなる状態です。折れた部分をよく見ると、白い点(白色結節)や角のような折り目が確認できることが多く、この点が切れ毛との大きな違いです。
髪が折れる4つの原因
1. 縮毛矯正の「根折れ」
最も深刻なのがこれです。縮毛矯正の薬剤を根元ギリギリまで塗布し、新生部との境目に強いテンションがかかると、根元から数ミリの位置でカクッと折れ曲がります。折れた位置が頭皮に近いほどごまかしが利かず、俗に「根折れ」と呼ばれる失敗です。施術直後より、数週間して髪が伸びてきた頃に目立ち始めます。
2. ヘアアイロンの熱と圧力
180℃前後のアイロンを同じ場所に繰り返しプレスすると、髪内部のタンパク質が変性して硬くもろくなり(タンパク変性)、折り目がつきやすくなります。濡れた髪へのアイロンは特に危険で、内部の水分が急激に膨張して空洞ができ、そこから折れます。
3. 結び癖・圧迫
毎日同じ位置でのポニーテール、寝るときのお団子、ヘルメットや帽子の縁など、同じ場所に圧力がかかり続けると、その位置で髪が金属疲労のように折れていきます。
4. エイジングによる内部の空洞化
40代以降、髪内部の脂質やタンパク質の密度が低下すると、髪が中から空洞化してもろくなります。特に捻転毛(ねじれた髪)は断面が楕円で力が一点に集中するため、加齢とともに折れやすくなります。
折れた髪は元に戻る?現実的な対処法
正直にお伝えすると、一度折れて折り目がついた部分を完全に元どおりにすることはできません。折れた部分はすでに内部構造が壊れているためです。できることは次の3つです。
①折れた位置が毛先寄りなら、その部分をカットするのが最短です。
②根折れなど切れない位置の場合は、折れた部分に負担をかけないよう内部補修で周囲を強化しながら、伸びるのを待ちます。
③これから生えてくる髪を折れにくくするため、原因(矯正の頻度・アイロン習慣・結び方)を特定して取り除きます。
当店では、折れ毛のご相談はまずマイクロスコープでの診断から始めます。折れの位置と原因を特定した上で、内部補修中心の毛先ケアコースやキューティクルを再建する毛髪復元カラーコースなど、髪の状態に合わせた施術をご提案します。どのコースが合うかわからない場合はおまかせ処方コースをご利用ください。
今日からできる予防策
・アイロンは160℃以下、同じ場所に2秒以上当てない。濡れ髪には使わない
・結ぶ位置を日によって変える。細いゴムより太めのシュシュを
・縮毛矯正は根元の新生部だけを塗り分けられる、薬剤知識のあるサロンで
・40代以降は「強い施術を増やす」より「内部に栄養を入れる」発想へ切り替える
よくあるご質問
Q. 髪が折れているのか切れているのか、自分で見分けられますか?
A. 折れ毛は折り目の角や白い点(白色結節)が確認でき、曲がったまま戻らないのが特徴です。プツプツと短い毛が抜け落ちる場合は切れ毛の可能性が高いです。判断が難しい場合はマイクロスコープのあるサロンで診断を受けるのが確実です。
Q. 縮毛矯正で根折れしてしまいました。直せますか?
A. 折り目自体を消すことはできませんが、周囲の髪を内部補修で強化して折れの進行を防ぎながら、伸びた分を少しずつカットしていくのが現実的です。再矯正で無理に伸ばそうとすると断毛のリスクが高く、おすすめしません。
Q. 折れ毛の予防に一番効くのは何ですか?
A. 原因によりますが、共通して効果が高いのはアイロン温度を160℃以下に下げることと、髪内部のタンパク質・脂質を補う内部補修ケアです。髪の中身が詰まっている髪は、同じ力がかかっても折れにくくなります。
- 静岡の髪質改善 美容室 五感鷹匠
- 〒420-0839 静岡県静岡市葵区鷹匠3-14-1 zenith 101号
- >> アクセスはこちら
- 営業時間:10:00-19:00
- HP:https://gokantakajyo.com/


054-663-0712
営業時間 10:00-19:00
毎月のボランティア活動の案内
- オープンして5年以上セーブザチルドレンへ売上の一部を寄付
- 毎月、こども食堂の支援と参加(現在休止中)





