縮毛矯正ユーザーの中でも、特に短いスパンで施術が必要になる人はショートヘアの方。

ロングの方と比べると、どうしても癖の主張が強くなってしまいますので、2～3ヶ月おきに縮毛矯正をかける人が殆どです。

こればかりは仕方ないのですが、ショートの縮毛矯正は以下にして癖を伸ばしつつ、丸みを残すのかが重要。

簡単なブローで済む様にコントロールするのが意外と難しいです。

やりすぎると丸みを消失させてしまうので、やり過ぎは厳禁。

ちょっとしたコツが入りますが、なるべく扱いやすい様にしきます。

別にショートに限った話ではないですが、重要になってくるのは薬剤選定とアイロンワークのバランスです。

これらを意識して行なっていきます。

まずは、癖を伸ばすのは大前提なのですが、髪に対して薬剤のパワーが強すぎると、癖が伸びても伸ばし過ぎて丸みを失います。

ここがショートスタイルの縮毛矯正の難しいところで、やりすぎ厳禁。

こういった場合は、薬剤ではなくアイロンワークで形状をコントロールします。

なので、気持ち薬剤のパワーは抑えた選定で挑みます。

全体に薬剤を塗布し、時折様子を見ながら最大30分時間を置いていきます。

既定時間まで置いたら、しっかりと濯ぎ落としていきます。

この中間処理の中で最も重要な工程がこの濯ぎであり、濯ぎ残しは余分な髪へのダメージにつながるため、やり過ぎなくらいに念入りに流していきます。

しっかり洗い流した後、髪質に合わせて必要な処理を行い席に戻ります。

今回の選定上、いつもよりかは水分を飛ばしながら乾かしていきます。

全体を均一に乾かせたら、アイロンワークに移りますが、この際に形状を意識しながら熱を入れていきます。

アイロンで曲げるというよりかは、毛先の入れ方で形を整えていきますが、言葉での表現が難しいので割愛します（笑）

必要量の熱を入れたら、冷風で粗熱を取り除き酸化処理を行います。

最後に髪表面を保護する様にケアを行い、席に戻って仕上げていきます。

軽くブラシを使って乾かすだけで、扱いやすい仕上がりに落ち着きました。

毛先まで柔らかく、縮毛矯正特有の硬さも感じられない綺麗な仕上がりです。