髪はその質によって全く異なった特徴を持っています。

例えば、細毛と硬毛では、細毛の方が圧倒的にダメージに対して貧弱な面があります。

それに対して、硬毛はダメージに対しての耐久力は高いわけですが、傷まないわけではなく、他の髪質に“比べて”の話です。

今回は、そんな一見よさそうな髪質である硬毛に纏わるお話。

まぁ、私の姉の話なんですが（笑）

どうでもいい話ですが、私の家系は髪には恵まれている方で、軟毛や細毛の身内はいません。

ただ、ど直毛の家系の父方と強烈な癖っ毛の家系の母方と、相反する髪質の混合種が私達兄弟です。

私は父方の血が色濃いのか、癖はなくど直毛。

多分女性に生まれていれば、さぞ映える髪質になっていたでしょう。

逆に私の姉は、母方の血を色濃く受け継いでいるので、見事な癖っ毛です。

出産に伴うホルモンバランスの変化で、よりその癖の酷さには磨きがかかっています。

ですが、今回の話の本筋は癖ではなく、ダメージです。

最初に述べた通り、双方の髪質で、ダメージしやすいのは細毛や軟毛であると書きました。

では、ダメージした状態では、どちらの方がより扱いにくいか？と言われるとどうでしょう。

同レベルのダメージレベルを負った細毛と硬毛、どちらが扱いづらいのでしょう。

場合によりますが、実は硬毛の方がこの場合扱いにくいです。

なぜかと言いますと、細毛や軟毛は、その性質上柔らかいので、ドライヤーやアイロンのブローなどで比較的簡単に形を整えることが可能です。

逆に硬毛になると、ただでさえ強くて硬い髪質にダメージまで加わるので、日々のスタイリングが大変に感じる人も多いと思います。

そこに癖なんて加わったら、とんでもないことになります。

ですから、硬毛だからと油断せず、自分の今の髪の状態に見合ったお手入れを心がけましょう。

日々のお手入れと、適切なサロンでのケアを継続することができれば、どんな髪質でも周りから褒められる綺麗な髪になることができます。

北海道での話なので、ここ五感鷹匠では、復元システムで貴女の大切な髪を綺麗に保つお手伝いができます。