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髪質改善トリートメント後

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ブローしてもうねりが午後に戻るのはなぜ?乾かし方の順番を毛髪診断士が解説

2026.10.23

ブローして整えたはずの髪が、午後になるとうねって広がってくる。これは、髪が空気中や汗の水分を吸って、ブローでつけた形がほどけていくために起こりやすくなります。

この記事では、ブローしてもうねりが戻る理由と、戻りにくくするための乾かし方の順番を、毛髪診断士の視点でまとめます。

この記事の結論

  • ブローの形は、髪の内部の水分によるゆるいつながり(水素結合)で一時的に保たれています。そのため、湿気や汗で戻りやすくなります。
  • 乾かし方は、①根元から先に乾かす ②熱で形をつくる ③冷ましてなじませる、の順で考えると無理がありません。
  • 乾かし方だけで、うねりそのものをなくすことはできません。強いうねりが続くときは、縮毛矯正も選択肢のひとつです。

この記事は、毛髪診断士の松下和生(五感鷹匠)が、一般に知られている髪の構造の考え方と、店頭のカウンセリング経験をもとに書いています。

ブローしたのに、なぜ午後にうねりが戻るの?

髪の内部には、水素結合という、水分によってほどけたり結び直されたりするゆるいつながりがあります。髪が濡れるとこのつながりが一度ほどけ、乾くときに形を変えながら結び直されます。ブローは、この性質を使って髪の形を整えています。

ただし、水素結合は水分でふたたびほどけます。湿気の多い日や、汗をかいたときに、ブローの形が戻りやすくなるのはこのためです。これは、髪の一般的な性質として知られています。

当店でも、「朝はまとまっていたのに、夕方には元に戻っている」というご相談は、季節の変わり目に増えます。

乾かし方で、戻りやすさが変わる理由

同じ髪でも、乾かし方によって、形の持ちは変わります。戻りやすくなる原因としてよく挙がるのは、次の3つです。

  • 根元が生乾きのまま仕上げている:あとから乾く間にクセが出やすくなります。
  • 熱を当てたまま、冷まさずに終えている:形が落ち着く前に、手ぐしや動きで崩れやすくなります。
  • 毛先が乾燥していたり傷んでいたりする:水分を吸いやすく、広がりやすいと言われています。

うねりが戻りにくい、乾かし方の順番

順番は「根元から」「上から下へ」「冷ます」の3つです。

  1. タオルで水気をとる:ゴシゴシこすらず、タオルで挟んで押さえるように水気をとります。そのあと、洗い流さないトリートメントを毛先と中間に少量なじませます。
  2. 根元から先に乾かす:根元はクセが出やすい部分です。指で髪を持ち上げながら、根元に風を当てます。
  3. 上から下へ、軽く引っ張りながら風を当てる:髪の流れに沿って、根元から毛先へ向けて風を当てます。ドライヤーは髪から少し離して、同じ場所に当て続けないようにします。
  4. 乾いたら、冷風に切り替える:熱をとると、形が落ち着きやすいと言われています。
  5. 最後に、ごく少量のオイルやミルクをなじませる:広がりを抑えたいときの方法のひとつです。つけすぎると、べたついたり、重く見えたりします。

できること・できないこと

できることは、ブローの形が戻りにくい状態に近づけることです。できないことは、うねりそのものをなくすことと、湿度の高い日の戻りを完全に防ぐことです。

毎日のブローに時間がかかる、乾かしても夕方には広がる、という状態が続くときは、乾かし方以外の原因もあります。クセの強さや、髪の内部の状態を見て、縮毛矯正(薬剤で髪の内部のつながりを組み替えて、形を保つ施術)を含めて考えるほうが合うこともあります。縮毛矯正は、ブローよりも形が長く保たれると一般に説明されます。ただし、髪の状態によっては向かない場合もあります。

うねりの背景については、9月に髪が急に広がる・うねる理由や、40代からのうねりに縮毛矯正は必要かもあわせてご覧ください。仕上がりの考え方は縮毛矯正が不自然にまっすぐになる理由、年齢による髪の変化は40代からの髪質の変化・完全ガイド、毛先が切れやすいときは年齢で髪が切れやすくなる理由が参考になります。

サロンでできること

静岡市鷹匠の五感鷹匠では、毛髪診断士が髪の状態を見てから、うねりの出やすい部分と、その理由をお伝えしています。まずはカウンセリングで、今の髪の状態を一緒に確認してください。日々のケアの考え方はケアのページにまとめています。

公式LINEでは、髪の写真を送っていただくだけでも、無料でご相談いただけます。

よくあるご質問

Q. ブローのあと、髪は完全に乾かしたほうがいいですか?

根元が生乾きのままだと、時間がたつにつれてクセが出やすくなります。根元から先に乾かし、手で触って冷たさや湿り気を感じなくなる程度までを目安にしてください。熱を当てすぎると乾燥につながるため、乾いたあとは風を当て続けないようにします。

Q. 最後の冷風は、必ず必要ですか?

必須ではありません。ただ、熱を当てたあとに冷風で冷ますと、形が落ち着きやすいと一般に言われています。時間がない日は、熱を止めて少しそのまま置くだけでも違いが出ることがあります。

Q. 朝は整っていたのに、夕方だけ広がるのはなぜですか?

汗や湿気、日中の空気中の水分を髪が吸うと、ブローで整えた形が戻りやすくなります。毛先が乾燥していたり傷んでいたりすると、水分を吸いやすいと言われています。夕方に広がる日が続くときは、髪の状態を一度見てもらうことをおすすめします。

参考

  • 髪の水素結合に関する一般的な解説(毛髪科学の入門的な説明):濡れると形がほどけ、乾くと結び直される性質
  • 美容メディアの専門家コメント:ブロー後に冷風を当てると形が落ち着きやすいとする一般的な説明

公開日・内容確認日:2026年10月23日 確認

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