
「白髪って、元に戻るの?」——実は、答えは“YES”かもしれません。
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「白髪って、元に戻るの?」——実は、答えは“YES”かもしれません。
多くの人がこう思っています。
「白髪になったら、もう黒髪には戻らない」と。
でも、それは“すべての白髪”に当てはまるとは限りません。
近年の研究で、「白髪が黒髪に戻ることがある」という驚きの事実が明らかになってきました。
ストレスが白髪をつくり、解消が黒髪を取り戻す——そんな逆転現象も
2021年、コロンビア大学の研究チームは人間の髪1本1本をミクロレベルで分析し、**“同じ髪の毛の中で色が白→黒と変化している部分”**を発見しました。
これはつまり、
「ストレスを受けて白くなった髪が、その後のストレス軽減によって黒に戻った」
ということ。髪の色は一方通行ではなく、双方向に変化しうることが証明された瞬間です。
鍵は「メラノサイト幹細胞がまだ残っているか」
髪の色は「メラノサイト」という色素細胞がつくるメラニンによって決まります。
そしてこのメラノサイトは、「メラノサイト幹細胞」から生まれます。
もしストレスなどの影響で一時的に色素が作られなくなっても、幹細胞がまだ毛根内に残っていれば、環境が整い次第、また働きを再開する可能性があります。
つまり、
- 幹細胞が“生きている”かどうか
- 働ける環境かどうか
この2つが揃っていれば、白髪は黒髪に戻る可能性があるということです。
なぜ黒髪に戻る? 3つの回復メカニズム
① 神経の沈静化で幹細胞の浪費がストップ
強いストレス下では交感神経が過剰に働き、「ノルアドレナリン」が幹細胞に過剰な刺激を与えて消耗させます。
でも、ストレスが和らげばこの緊張状態が解け、幹細胞が落ち着いて機能できるようになります。
結果、色素細胞への分化が再開し、髪に再び色が戻るのです。
② ホルモンバランスの安定で毛根の環境が回復
慢性的なストレスは「コルチゾール」というストレスホルモンの過剰分泌を招き、色素細胞や毛母細胞に悪影響を与えます。
しかし、副腎機能が整い、ホルモン分泌が正常になることで、髪を育てる土台が整ってきます。
黒髪を取り戻すには、身体の内側の安定が不可欠なんです。
③ 抗酸化力と修復力が働き出す
ストレスによって蓄積された活性酸素は、色素細胞にダメージを与えます。
けれど、ビタミンCやE、SOD・カタラーゼといった抗酸化酵素が体内で活性化すれば、酸化ダメージを減らすことができます。
また、細胞のDNA修復能力が復活すると、ダメージを受けたメラノサイトも回復する可能性があります。
髪の「色の年輪」にも記録されるストレス
研究チームによると、髪は「年輪のように」過去のストレスと回復を記録しているそうです。
- 中間が白くて根元が黒い髪
- 一部だけ色素が抜けている髪
…こういった毛は、ストレスによる一時的なメラニン停止→回復が起きている証拠。
あなたの髪にも、知らないうちに回復のサインが現れているかもしれません。
まとめ:「白髪=一生そのまま」ではない時代に
すべての白髪が元に戻るわけではありません。
けれど、幹細胞が残っている限り、髪はもう一度黒くなれる可能性があります。
だからこそ、
- ストレスを抱えすぎないこと
- 体を内側から整えること
- 抗酸化を意識したケアをすること
こういった毎日の小さな習慣が、未来のあなたの髪を変えていくかもしれません。
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