毛髪診断とは。

女性の皆さんは、結構いろんな美容院に行ってみたいと思っている人って多いと思います。

固定のサロンを決めずに、いろいろ試してみたい気持ちもすごくわかります。

そこでです。そこのあなた！！

美容院に行って、毛髪診断をしてもらったことってありますでしょうか？

毛髪診断とは、髪がどんな状態になっているのかを診てもらうことを言いますが、どうでしょう？カウンセリングの時に髪の状態について診断と説明を受けたことってありますか？

昨今では、いろいろな美容技術が導入され、髪質改善含めて様々な技術を受けることができるようになりました。

しかし、毛髪診断をおざなりにしてしまうと、時として取り返しのつかない結果になるケースが多々あります。

髪質改善という言葉の普及により、これらの問題はより深刻なものになっている気さえします。

痛んでこまる→じゃあこれやっとけばツヤツヤ！みたいに簡単に結果を出しがち。

毛髪診断は病院で診察して判断してもらうことと同じで、身体の状態がわからない状態では的確な治療ができない様に、毛髪診断ってとても大切です。何回毛髪診断っていうんだってくらい大事。

毛髪診断を怠ると、リスクを見落とす可能性が格段に上がります。

毛髪診断をしないとどんなリスクがあるの？

例えば、ブリーチや酸熱トリートメントを繰り返している髪のお客様に対し、それを見落として通常のやり方で縮毛矯正やパーマを掛けるとどうなるでしょう？

何もチェックせずに施術を終えると、確実にチリチリになります。

この写真の様な感じでジリジリした感じに、、、。。

乾かしてみてびっくりです。

そんなヤバいこと、そうそう起こらないだろうと思いますよね？

そうなんです。言いにくいですが、それがですね。

今年に入って増えてきています。

特に酸熱トリートメント（アイロンをあてて艶々にするトリートメント）とハイライト（しらがぼかしハイライトなどブリーチを使用したもの）を受けてからのストレートパーマを受けることで、髪の事故＝チリチリになるなどが増えています。

酸熱トリートメントは、別の記事でも何度も触れていますが、トリートメントのようでトリートメントではありません。

ただし、弱い効果のものは問題なしだったりします。（専門用語で言うと、グリオキシル酸が手に追えないのです。ほんとに困る。）

酸熱トリートメントで髪がおかしくなってしまった人に話を聞くと、繰り返し行うと髪が良くなってきます。と説明を受けたそうです。（実際は3回までが限界です。3回やると良くなるわけではなく、限界）

結論から言うと、酸熱トリートメントは繰り返してもそんなに綺麗になりません。

というか、なっている人を見たことがありません。むしろ硬くなっていたりして質感は悪くなっている場合が多いです。

繰り返すとどうなるの？

あの施術は繰り返すと過収斂という髪が必要以上に縮こまる現象を起こす可能性があり、濡らした時に髪がキシキシする場合、そして酸熱トリートメント（わからない人は担当の美容師さんに聞いてみてください）の履歴がある人は縮毛矯正をした時やブリーチをした時に、余計に痛む可能性を考えなければいけません。

これを見落としてパーマ系をやるのはほんとにほんとに非常に危険、チリチリになる可能性が高いです。

危機回避のためにも、しっかりと毛髪診断をしてくれる美容院選びを心がけましょう。

もしどこに行っていいかわからない！というようでしたら、いちどぜひ五感鷹匠を体験してみてくださいね！