縮毛とはこれのこと。その2
前回の続きです。
シャンプー台にて薬剤を洗い流し、必要な処理までやりました。
席に戻り、オイルを塗布して乾かしていきます。
縮毛のいいところは、乾くのは早いと言うこと。
今回はかなり癖が強めなので、水分を残しすぎると火傷になってしまうのでアレですが、乾かしすぎない様に注意します。
全体を乾かし終えたら、ツインブラシを使って熱を入れていきます。
今回の様な強癖の場合、あえてテンションをかけて形状を整えてから熱入れを行います。
一発目の熱入れの際、その時の形状が最も記憶されやすいため、ジリジリしている状態で熱を入れると、そのままの形状が記憶されます。
そうなると、仕上がりがジリジリするんです。
なので、今回の様なケースでは、あえてテンションをかけて伸ばしていきます。
もちろん、事前にお客様には承諾を得ますが、断られたことはないですね。
通常の場合、頭が動くほどテンションをかけることはありませんし、普段そんなことをしてたら他のスタッフから蹴りが入ります(笑)
今回はテンションをかけていきますが、痛みを伴うほどのテンションは掛けません。
しかし、他店で施術を受けたことのあるお客様のお話を聞くと、結構な割合で痛いくらいに引っ張られると仰る方もいらっしゃいます。
施術側の人間からすると、癖を伸ばしたい心理から引っ張ってるんでしょうが、引っ張って癖が伸びるのであれば苦労しないって話でして、必要以上のテンションは単純にダメージに直結しますので注意が必要です。
少し脱線しましたが、続けていきます。
丁寧にアイロンを入れていきますが、今回の様な場合はスライス幅は極薄です。
時間は掛かりますが、ここを時短しようとして幅を厚く取ってしまうと癖が残ってしまいます。
この様な場合、早くできるに越したことないですが、ベテラン達も時間かけてますので、確実に伸ばすためにじっくりやっていきます。
ここからのアイロンワークは、単純な反復動作になるので、よくお客様には大変そう。と心配されます。
他の美容師さんは分かりませんが、私個人の意見では全く苦ではないです(笑)
アイロンを通すたびに滑らかになる髪を見てニマニマしてます(笑)
そんな訳で、アイロン後はいつもの工程です。
仕上がりを見てみましょう。
前回以上に綺麗に伸ばせました。
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