ビビり毛補正。その2
前回の続きです。
ものの見事なビビり毛が完成しました。
ちょっとやり過ぎた感が否めませんが(笑)
このままアイロンしてしまうと、トドメを指してしまうので、今回はこのまま酸化処理をして縮毛矯正?ストレートパーマ?はお終いです。
ここからが本番。
熱焼けしていないアルカリ荒れのビビり毛をビビり毛補正していきます。
ビビり毛になってしまった人からしたら、このレベルが綺麗になったら相当嬉しいと思います。
実際に綺麗になった暁には、泣いて喜ぶお客様もいらっしゃるくらいです。
それだけビビり毛って深刻な問題であり、絶対にしてはいけないダメージです。
万が一なってしまった場合は、それに対しての対応策を持つのも重要です。
と言うわけで、早速やっていきます。
美容師目線で言うと、こういう超センシティブな髪を施術する時、無難に酸性を選択する美容師さんもいらっしゃると思います。
それも一理ありますが、今回の様なヤバめのビビり毛はあえてアルカリ領域でストレスを与えていきます。
早速薬剤を塗布していきますが、ただ、本当にスピード命なので、多少雑に見えても爆速で塗っていきます。
塗布し終えた先からチェックします。
これマネキンだから余裕ぶっこいてますが、営業だと感覚が鋭敏になります。
塗布後3分、数本を手に取り軽く引っ張って話すと、ゴムの様にシュルシュル!って収縮します。
これ縮毛矯正やってる時に見たら絶望します。
しかし、今回に限ってはこれでいいです。
さらに時間を置き、5分の段階で表面のざらつきが急に消えます。
このタイミングでストップ剤を塗布します。
余計な膨潤と還元はここでストップしますが、中に入っているエステルだけは生きています。
このままさらに時間を置き、頃合いを見て流します。
何分とかではないです。完全に感覚。
流して必要な処理を行い、フルウェットの状態で、ツインブラシを使って形状を整えながらフルドライします。
時間掛かりますが、その方が仕上がりがいいです。
次にアイロンワーク。
同じくツインブラシを使って何度も何度もじっくり熱を入れます。
はい、実際に時間掛かります。覚悟して下さい。
あとは酸化処理して乾かします。
いかがでしょう?
乾かしただけでもかなりの違いです。
これが俗に言うビビり毛補正です。
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