とある質問で、白髪染めって痛むの？と聞かれました。

結論！痛みます！

そもそも傷まないものはこの世にないので当然なのですが、痛むといってもどのくらい傷むの？って感じると思います。

具体的にどのくらい？とは説明が難しいですが、おしゃれ染め以上、ブリーチ未満って感じです。

ブリーチと比べると大袈裟ですが、おしゃれ染めよりは全然強いです。

おしゃれ染めで染まらない白髪を染めるカラーなので。

ただ、じゃあやらない方がいいのか？と言われると、染めない訳にはいきませんので、染めるのは全然問題ありません。

その代わり、しっかりケアと両立させていきましょう。

両立できるなら、そこまで髪のダメージを気にしなくて済みます。

今回のお客様も、白髪染めのお客様です。

本日もやっていきましょう。

まずはいつも通りシャンプー台で栄養補給です。

あ、今回も北海道です（笑）

今回もカラーなので、油分とタンパク質を最初に補給していきます。

そのまま流さずに席に戻り、カラー剤を塗布していきます。

今回は全体染めなので、２カップで行います。

根本は白髪染めですが、毛先はおしゃれ染めで髪への負担を最小限にしていきます。

毛先のカラー剤には、油分とケラチン系のタンパク質をそれぞれ添加しており、この効果でツルッと感としなやかさが増します。

全体に満遍なく塗布した後、規定時間まで置いていきます。

時間が来たら、シャンプー台に移動し、全体を満遍なく乳化してから洗い流していきます。

２シャンプーを行い、シャンプー剤を洗い流した後、油分とタンパク質を含む疏水物で内部補修を行います。

さらにコンプレックス反応を起こし、重ねて酸処理を行いカラー剤の残留物質を無害化させます。

最後に髪表面に皮膜を作って席に戻ります。

摩擦軽減のミストを全体に噴霧し、ブラシを通してから乾かしていきます。

しっかりとした髪質ですが、栄養補給された髪は従来の柔らかさを取り戻し、乾かしている段階でかなりのツヤ感を感じます。

写真だと伝わりませんが、髪の艶は手が反射するほどの鏡面に仕上がっています。

艶はありますが、潤いもあり、サラッとしていますが全体の収まりも良好と、なかなかの仕上がりになりました。