最近流行りの白髪ボカシのハイライトや、夏の定番ブリーチですが、安易に施術してしまうと、後々自分の首を絞めることになる場合があります。

まぁ、お客様は全く悪くないんですけどね。

少し毒を吐くと、美容師側は言われた通りにやるのではなく、その後のお客様の髪の予定を確認し、その施術をすることで生じる問題を説明する義務があります。

それでもやりたい。となれば、お客様自身の自己責任です。

お互いに了承しているので、何も問題はありません。

しかし、何も説明もなしに言われた通りに施術する美容師さん多すぎです。

まだ言われた通りにやるだけなら、まだ可愛いですが、勝手にハイライトを入れられたという事例も度々見かけます。

今日は、こういう感じにやっときました！って言われたそうです。

やっときました！じゃねぇよ（笑）ってお客様も笑っていましたが、同じ美容師として全く笑えないですね。

それで最後まで責任取るなら良いのですが、結局責任が取れずに他店に流れてきます。

今年はどういうわけか、そういった悩みのお客様が多いです。

今回のお客様もそうでした。

半年ぶりに縮毛矯正でご来店くださりましたが、髪を見て違和感を覚えました。

あれ？ハイライト入ってる？

半年前は入ってなかったはず。

確認してみると、白髪が目立つとの悩みで他店様でカラーをしに行ったら、ハイライトを勧められたとのこと。

その時にハイライトをする上での注意点やリスクを説明されたかと聞くと、されていない。

実際にやってみた感想を聞くと、ぶっちゃけあまり効果を実感していないとのこと。

もう最悪です（笑）

白髪ボカシのハイライトは、白髪の割合が多い人がやるカラー技術であり、そんなに白髪もない人がやっても馴染まないし、逆に目立つことになります。

今回は完全に後者です。

実家での出来事ですが、このお客様、エイジング毛です。

ダブル役満です（笑）

もうドンピシャな縮毛矯正は、私には、できません。

ハイライト部分とそれ以外に同時に適正に薬剤を効かせることは、私には、できません。

それを伝えると驚かれました。

ハイライトをすると縮毛矯正ができなくなることに。

美容師側も、やるからには責任を取る覚悟でやりましょう。

責任を取れないなら、言葉が悪いですがやらない方がいいです。

次回、施術編です。