
普段はこうやって練習しています。その2
前回の続きです。
縮毛矯正の薬剤は、そのままお湯で洗い流しても、浸透した成分はそのまま働き続けています。
縮毛矯正剤に含まれる還元剤は、イオン化する事で髪の癖を切断しますが、イオン化することでその役目を終えます。
しかし、通常の反応でイオン化する還元剤は限られているので、ここで処理剤を使って残っている還元剤を強制的にイオン化させ、その後の再結合率を上げると共に、仕上がりのゴワつきを予防します。
その後、再度しっかり洗い流し、GOKANオリジナルのヘアフォームとトリートメントを重ね付けし、再度しっかり洗い流していきます。
これまでだと、この中間処理でオイルなどの脂質を使っていましたが、最近は脂質がない方が脱水が早いので、最近はオイルはあえて使いません。
今回はアルカリ領域での施術なので、席に戻ったらドライコントロールはあまり意識せずにフルドライします。
アイロンは180度。
新生部も既矯部もしっかりと熱を入れます。
しかし、アルカリ領域の施術なので熱入れはかなり簡易的です。
薬剤選定を見直すことで、アイロンワークの時間をかなり短縮する事ができました。
縮毛矯正の成否がわかるのは、勿論仕上がりの時なのですが、7割くらいの成否はこのアイロンワークの時にわかります。
アイロンで熱入れを入れた後、ナイロンの様な質感になっていたらほぼ成功が確立されます。
そのため、この熱入れの時が一番ドキドキします(笑)
この熱入れの仕方は感覚が全てなので、当サロンではマンツーマンで行うことが殆どなので関係ありませんが、大手のサロン様になると、アシスタントさんとスタイリストさんと2人がかりでやる場合も多いです。
なので、そう言ったサロン体制で施術を受けたことのある人はわかると思いますが、毎回毎回左右前後で仕上がりに差があったのではないでしょうか?
これは施術者が違うから当然ですが、同じ薬剤を使っているはずなのに、熱の入れ方で仕上がりが変わってきますから面白いです。


新生部の仕上がりはかなりいい感じですが、既矯部はまだまだやりようがありそうですね。
もっともっと勉強します。


軽くブローするだけで、かなりまとまりやすくなったと思います。
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