髪のダメージにも色々あって、髪の悩みの大多数がこのダメージが原因で発生しています。

なので、多くの方が髪のダメージに悩んでおり、様々なヘアケアや髪質改善を取り組んでいる方も多いと思います。

しかし、髪のダメージと一口に言っても、自分の髪が一体どれだけ傷んでしまっているのかって意外とわかりにくいのではないでしょうか？

と言いますのも、当サロンは髪に悩まれている方が多くご来店くださいます。

髪の様子は十人十色ですので、ダメージの内容もその程度も人によって全然変わってきます。

私、めちゃくちゃ髪傷んでるんです！

と、自分の髪はもうダメだろうと思っている人でも、美容師目線からすると、そこまで言うほど重症じゃない場合もあります。

なんなら、逆もあります。

最近ちょっと髪傷んじゃった髪しれません。

そう言っている人が、かなりダメージしてしまっているケースも少なくないです。

それくらい、意外と髪のダメージを正しく把握することって難しかったりします。

これは、元の髪質にもよりますし、年齢にもよるかもしれません。

人は生きていれば、ホルモンバランスの変化から、体質や髪質は随時変化しています。

その変化に合わせて、施術やホームケアを変える必要もあるわけですが、自分の髪のダメージを把握するのは、これらを考える上でとても重要です。

なので、自分の髪のダメージを知る方法の一つとして、入浴時に濡れた髪と乾いている時を比べてみてください。

濡れている時はそこそこ髪がしっかりしていても、ダメージが激しい場合、濡らすとクタッとしてハリがなくなる人がいらっしゃいます。

これはダメージにより、髪の内部構造が流出し、密度が下がります。水に濡れることで、さらにその結合部分が切られてしまうため、髪にハリがなくなります。

ここで切れる結合とは、髪内部の水素結合のことを指します。

少し難しいですが、髪内部の結合とはこの様になっています。

1番上にあるシスチン結合が、カラーやパーマなどのケミカル施術で破壊されます。

シスチン結合や塩結合が損傷を受けている中で、水素結合が切れると、デロンデロンになります。

こうなってしまった髪は、早急なケアが必要になりますので、一つの目安として確かめてみてください。